A型肝炎とは?

肝炎とは、何らかの理由で肝臓が炎症を起こし、さまざまな症状を発する病気のこと。
その中でも、「肝炎ウイルス」を介して発症する肝炎のことを「ウイルス性肝炎」と呼びます。肝臓病と聞けば、「アルコールが原因」などというイメージが浮かんできますが、実は日本人の肝炎の約8割がウイルス性肝炎であり、その他の原因による肝炎の割合は少ないのです。このウイルス性肝炎、日本にはA型肝炎・B型肝炎・C型肝炎の3種類がありますが、まずはA型肝炎について説明しましょう。
A型肝炎とは「A型肝炎ウイルス(HAV)」が体内に入ることにより感染する肝炎です。A型肝炎の発症数は、居住している地域の衛生環境に大きく左右されるという特徴があり、衛生環境が悪い国などではA型肝炎が蔓延しています。
A型肝炎患者の排泄物を介して、A型肝炎ウイルスに感染していくからです。
衛生状態がよい現在の日本では、A型肝炎の年間患者数は500人前後となっており、今では「比較的珍しい肝炎」となりつつあります。
しかしその反面、50歳以下の人はA型肝炎ウイルスの免疫を持っていない人がほとんどですから、ひとたびA型肝炎ウイルスに触れる機会があると発症しやすい、というリスクを背負っているともいえます。
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